とと姉ちゃん 1週5話のネタバレと感想

とと姉ちゃん 5話 あらすじ

NHK朝ドラ「とと姉ちゃん」1週5話のあらすじネタバレと感想です。

まずは1週4話の振り返りを少し。

百人一首の一枚の札から取られた、常子の名前に込められた願い。

「この些細で、ごく普通の暮らしが守られ、常に変わらずあってほしい」その想いを知り、少し照れながらも嬉しそうな常子。

その願いどおり、穏やかに毎日が過ぎてゆきますが、竹蔵の病状は徐々に悪化していくのでした。

そんな竹蔵と一緒にお花見に行きたい常子でしたが、果たして願いはかなうのでしょうか。

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とと姉ちゃん 1週5話のあらすじネタバレ

ととにお花見をさせてあげたい

「兄貴、毎年お前たちと花見するの楽しみにしていたからな。」鉄郎の言葉に考え込む常子。

鞠子と美子を連れ、こっそり家を抜け出して近くにある桜の樹へ様子を見にゆきます。

しかし、既に花が散った桜を見て、がっかりする三姉妹。

ぐずる美子に対し、鞠子は「散っちゃったお花をもう一度くっつけない限り・・・」と呟きます。

「そうか!」何かを思いついた常子。

場面が切り替わり、遠州浜松染工では常子たち三姉妹が工場の皆の力を借りて、桜の花びらを作っています。

薄いピンクの布を裁断し、丁寧に一つずつ作業を進めていく常子に対し、鉄郎はこの種の作業に不向きな様子。

「すぐ投げ出さないでください!」ぴしゃりと鉄郎を叱る常子を見て、工場の皆も楽しそうに笑っていました。

一方、小橋家では一段と病状の悪化した竹蔵を、君子が看病しています。

「あの子たちが大きくなるまで生きていたかった」思わず弱音を吐く竹蔵に、「お気持ちが弱くなることは、良くないことだと思います」悲しそうに訴えかける君子。

そこへ、「かか、お願いがあります」と息を切らせて戻ってきた常子。

いかにも子供らしい無邪気な発想で、ととにお花見をさせてあげようと一生懸命。

対して鉄郎はいかにも風来坊らしく、地道な作業に簡単に音をあげます。

そんな鉄郎ですが、男子の居なくなった小橋家のピンチには神出鬼没に現れ、危機を救うことになるとのこと。

これまでに、うまい儲け話を求めて全国を渡り歩いてきた鉄郎ですから、君子や常子たちにはない世間知だけは、きっと豊富に持っていることでしょう。

母子の精神的な支えになったり、地道な仕事で助けるような役とは思えませんから、いろいろと知恵を絞って面白い解決策を考える、そんな風に活躍してくれるのではないでしょうか。

竹蔵が見た桜

常子と君子に支えられ、外へ出た竹蔵。

桜の樹の前までやってくると、そこには大きな幕がかけられています。

何事かといぶかる竹蔵でしたが、パッと幕が取り払われるとそこには満開の桜が。

「とと!」鞠子や美子、鉄郎、それに会社の皆が桜の樹の下で、竹蔵を呼んでいるではありませんか。

竹蔵も思わず笑顔に。

常子の突飛なアイディアが、久しぶりに小橋家に笑顔をもたらしたのでした。

周りの皆を巻き込んで、ととの為にお花見を実現させた常子。

常子としてはととを喜ばせたい一心だったのでしょうが、その発想力と行動力を改めてみた竹蔵は、この娘になら家族のことを託せると思ったのかもしれません。

竹蔵は既に、自分はもう先が長くないことを分かっています。

ととの代わりになってほしい

その夜、昼間のお花見の余韻が残り、なかなか寝付けない常子。

竹蔵もやはり寝付けないでいたのか、廊下を歩く常子の気配に気付き「少し、お話をしませんか」と話しかけてきました。

「常子にお願いしたいことがあるのです」静かに話を切り出した竹蔵と、廊下で正座して神妙に聞いている常子。

「今まで見たどの桜より、綺麗でした」そう言って昼間のお花見を振り返る竹蔵に、「来年は本物の桜でお花見がしたいです」と答える常子は既に何かを察しているのかもしれません。

すぐに妙なことを考え、時に周りが見えなくなるものの、「その発想力と行動力は素晴らしいと思います」と娘を一人の人間として認める竹蔵。

「常子に、ととの代わりになってほしいんだ」自らの死期を悟った竹蔵の言葉に常子は、「ととの変わりなんていないんです、なんでそんなこと!」と思わず取り乱しそうになります。

11歳の常子にとって、あまりに重い言葉でした。

大好きなととがいなくなってしまうと考えただけでも、恐ろしく、また不安だったと思います。

「かかと鞠子と美子を守ってやってほしいんだ」いくらととからそう言われても、簡単には引き受けられません。

しかし、「心配なんだ、この世の中を女四人で生きていくことを思うと」と家族を残して逝くことの無念さをにじませる竹蔵に、常子も子供ながらに覚悟を決めることに。

「だから、約束していくれないか、ととの代わりを務めると」と繰り返し頼む竹蔵に、常子は泣きながら「はい。約束します」そう言って竹蔵を安心させるのでした。

「ありがとう」常子の言葉を受けた竹蔵は、三日後に息を引き取りました。

1週5話のまとめ

とうとう竹蔵が亡くなってしまいました。

「こんなこと託して、すまないね」11歳の娘に後を託すことに、やや罪悪感もあったことでしょう。

いよいよ常子は「とと姉ちゃん」として、家族を守っていくことになる訳ですが、これからどんな発想力と行動力を見せてくれるのでしょうか。

そして、次回第6話で主役・常子は内田未来さんから高畑充希さんへと交代し、本格的に物語が展開していくことに。

ちょっと寂しい気もしますが、高畑さんの常子にも期待していきたいと思います。

以上、とと姉ちゃん1週5話のあらすじネタバレと感想でした!

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