とと姉ちゃん9週のネタバレ!詳しいあらすじ
NHK朝ドラ「とと姉ちゃん」9週のネタバレです。
かなり詳しいあらすじになっていますので、ネタバレが嫌いな方は読まない事をお勧めします。
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9週各話のあらすじや感想はこちら。
とと姉ちゃん 9週のあらすじネタバレ
常子は5時までにと頼まれた原稿を、4時50分に終わらせ早乙女に提出した。
しかし早乙女はそれよりも1時間も早くその原稿を仕上げていた。
早乙女は常子の実力不足を知らしめようとしていただけだったのだ。
それ以来、常子は悔しさを隠しながら雑用係として働いた。
ある日、星野が常子を訪ねてきたが、どこか挙動不審で様子がいつもと違う。
「なんだかお会いするのが、急に照れくさくなって」
女性として常子を意識し始めたのだ。
しかし恋愛に奥手で鈍感な常子は、星野の気持ちに全く気が付かない。
女性社員は雑用係?
タイプ室に男性社員がやってきて、書類の整理と清書を誰かに手伝ってほしいと依頼してきた。
しかし女性タイピストたちは忙しいからと断る。
そんな中、暇な常子は自分が手伝うと申し出る。
常子を見つめるタイピストたちの目が冷たい事に常子は気付かない。
書類は膨大な量で、残業しても終わりは見えず、家に持ち帰り徹夜で仕事した。
整理は終えたので後はタイプライターで清書するだけだ。
しかし早乙女は常子にタイプライターを使わせてはくれない。
書類の整理は男子社員の仕事であって、女性社員にやらせるのはおかしい。
しかもそれは信頼から来ているのではなく、単に雑用係だと思われているからだと早乙女は憤る。
早乙女の考えが正しいかどうかは判断が付かないが、兎にも角にも清書ができずに常子は困ってしまう。
締め切りの時刻は迫る。
タイプライターがなくても清書は出来ると開き直った常子は、手書きで清書を始めなんとか締め切りギリギリに完成させた。
しかし出来た書類を持って行っても「じゃあそこに置いておいて」というだけで男性社員は見向きもしない
やはり早乙女の言うように雑用係として低く見られているのだろうか。
常子の丁寧な仕事が認められる
その数日後、別の男性社員が常子に資料作成を頼みに来た。
早乙女たちの視線を感じ断ろうとしたのだが、結局断り切れずに受けてしまった。
見かねた早乙女は課長の山岸に訴え、タイピストが手書きで資料を作成する事を禁じる規律を作った。
タイピストが男性社員に見下されないように。
早乙女の考えに共感はできるものの、常子はどこかもやもやした気持ちを抱えていた。
仕事なのだから困っていたら助け合うべきではないだろうか。
そこで男だらけの青柳商店を女将として取り仕切る滝子に相談してみた。
滝子は「この世には男と女しかいないんだから、男が悪い女が悪いと言っても始まらない。上手くやっていくしかないだろう」と励まし、常子の迷いも晴れた。
そして翌日、常子は禁止令の取り消しを山岸にお願いし、男性社員からの仕事依頼を受け始めた。
これに怒った早乙女は、山岸を押し切り再び禁止令を出させようとする。
そこへ部長の佃が現れた。
「この書類を清書したのは君か」
常子を見つけるとそう話しかけた。
タイプにも劣らないくらい丁寧に書かれた資料に驚き、尋ねてきたと言う。
その言葉を聞いた山岸は手のひらを返し常子の仕事を認めるのであった。
早乙女も部長を前に反論する事もできず、渋々ではあるがタイプライターの使用を認め、常子にもようやく仕事が回って来た。
祝・初給料!
勤め始めてから3週間。
ついに常子の初給料日がやってきた。
初任給の中から滝子に学費の一部を返済。
滝子は常子を褒めた。
「自分で稼いで家族を養う、名実ともにとと姉ちゃん、大黒柱だ」
「大黒柱」という言葉に、常子は喜んだ。
その日の夕食は常子の給料ですき焼きを食べた。
中断していた月に一度のお出かけも再開する事になった。
第二次世界大戦勃発
時は過ぎ、昭和14年9月。
ついに第二次世界大戦が勃発した。
まだヨーロッパで行われているが、その余波は日本にもやってきている。
10月には国が決めた価格でしか売買できない「価格等統制令」が施行。
世の商店の経営は苦しくなり、それは青柳商店や森田屋も例外ではなかった。
世の中に暗い影が落ち始める中、小橋家は元気に明るく過ごしていた。
常子はタイピストとして立派な戦力として成長。
鞠子は早稲田大学に合格し、順風満帆な日々。
女子高に進学した美子は、縫い物に楽しみを覚え、滝子の縫い物をよく手伝っている。
星野と常子の関係は相変わらずだが、定期的に会って近況報告はしている。
しかし、二人の人生を左右する決断をしなければならない時が迫っているのであった。
以上、とと姉ちゃん9週のあらすじネタバレでした。
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