とと姉ちゃん 17週99話のネタバレと感想

とと姉ちゃん 99話 ネタバレ

NHK朝ドラ「とと姉ちゃん」17週99話のあらすじネタバレと感想です。

まずは17週98話の振り返りを少し。

チヨの元を訪れた三姉妹はお互いに再会を喜びますが、チヨの夫・泰文は”寝床と居間が一緒になったような”場所に客を招いたことに、不機嫌な様子。

元々は社交的であった夫に明るさを取り戻したいと願うチヨのため、何とかしたいと思う常子たちは、花山の発案でチヨの自宅を模様替えすることに。

狭い住居に耐えて暮らす人々に、快適に暮らす知恵をふんだんに盛り込んだ模様替えを提示する・・花山の”心からの叫び”に、チヨも気持ちを動かされます。

常子たちは出来る限りチヨの希望に応えようと、安い家具を探し回るものの見つからず、三日過ぎても具体的な案が思い浮かびません。

一方、この間会社に姿を見せなかった花山は、常子に見つかるまで闇市の店先で知恵の輪で遊んでいましたが、ふと目に着いた林檎箱を見て何かを思いついたようです。

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とと姉ちゃん 17週99話のあらすじネタバレ

花山のアイディアとは?

闇市で手に入れた林檎箱を会社に持ち帰った花山は、事務所の一角に一人で並べ始めました。

「花山さん・・あんな箱どうするつもりかしら」見当もつかない常子に対し、これから驚くようなことが・・と期待を膨らませる美子。

「よし!完成だ・・・」箱を並べ終わった花山は満足そうですが、常子たちは呆気にとられるばかり。

これで完成かといぶかる鞠子に、「これがソファーで・・こっちが机だ」花山は得意気に説明します。

どうやらこの配置通りに模様替えをする考えのようですが、「・・・これでは寝る場所が」心配する水田。

しかし花山は気にも留めず、「頭が固いね水田君は・・いいかい?」自らのアイディアを披露するかと思いきや・・・

「・・・いや秘密にしとこう」自分で考えることも大切・・と、皆を煙に巻くのでした。

高笑いして面白がる花山に対し、不満気な美子、一方で常子は・・花山の並べた林檎箱に腰掛け、何か考えています。

常子は、花山が箱自体には特に手を加える気が無いと知り、「別のアイディアが」浮かんだようです。

「先生のお家を、より快適にするためのアイディアです」常子から思わぬ事を聞き、どんなアイディアか知りたがる花山。

しかし、「私も・・明日まで秘密にすることにします」自分で考えることも大切・・と、花山を煙に巻くのでした

そして常子は、女性陣に手伝いを頼みました。

―――この日、常子たちは闇市で”何か”を手に入れ・・翌日の模様替えに備えたのでした

そして、常子たち三姉妹は家に帰ってからも、模様替えの準備に追われています。

翌日、花山と常子たちは大工まで引き連れてチヨの元を訪れ、より良い仕事にしようと気合十分。

花山は釘を使って作業する許可を取り付けると、夫妻に外で待つよう告げ、作業に取り掛かります。

さらには常子たちにまで、「出来てからのお楽しみ」と中を見せてくれません。

一体何をしてるのかしら・・考えたけど分からなかったです・・大きな棚にしてるんじゃない?・・

様々に想像する女性陣ですが、林檎箱を釘でつなげるだけでは部屋が狭くなり、かえって不便になってしまいます。

そうこうしているうちに、ガラガラっと戸が開き花山が顔を覗かせました。

「よし・・まずは君たち・・見てくれ」そう言って、常子たちに中に入るよう促すのでした。

やはり、三姉妹の中では美子が最も花山に信頼を寄せているようで、花山のアイディアの正体がまだ見えていないにも関わらず、疑うことを知りません。

一方で美子は、自分で考えることも大切・・と何をするのか教えてくれない花山に、かなり不満そうな様子を見せていましたが、信頼の強さの裏返しなのでしょうか?

花山に対して父親的な物を期待しているだけに、なおさらガッカリしたのかもしれません。

そして花山ですが、色々と言っても結局は人の困り顔を見て、単純に楽しんでいるだけのような気がします。

編集長としての手腕は確かでも、性格的にはやはり、ちょっと好ましいとは言い難いようです。

「私が何をするか分かったかね?」と常子に尋ねる花山は、いかにも子供っぽい態度に見えました。

ですが、そんな子供っぽい性格だからこそ、画期的なアイディアを生み出せる面もあるかもしれません。

結局短所を見極めつつ付き合っていくしかないのですが、常子は今のことろは何とか上手く手綱を捌いているようです。

常子たちの”ささやかな”工夫

中を見た常子は、林檎箱を使ったとは思えない立派な模様替えに、思わずパッと表情が明るくなりました。

部屋の中央には椅子と机が並び、奥には背もたれに収納できるよう工夫したソファーが。

箱の中の空間を利用したアイディアに、感心する鞠子。

「これなら無駄のない収納が出来るだろう」花山の言葉に、常子たちは感心して頷きますが・・・

常子は剥き出しのまま使われている林檎箱を見て、「素晴らしいです・・が、やはり・・準備しておいて良かったわ」と、妹たちと顔を見合わせにんまり。

「次は・・私たちのアイディアをご覧頂きたいんです」と、花山に外で待つよう促しました。

「家を・・より快適にするアイディアって言ってましたよね」大工を見送った水田が、花山に話しかけます。

が、「少し黙っていてくれないか」と怒られ、しゅんとなってしまいました。

一方のチヨは、「どんなお部屋になるのかしら?」期待と不安が入り混じった気分。

しかし、夫の泰文は「わずか六畳だ・・たかが知れてる」と、最初から諦めてしまっています。

そんな夫をガッカリした顔でチヨが見つめていると、「お待たせ致しました・・皆さん、中へどうぞ」美子が顔を覗かせました。

促されるまま中へ入ると・・「これが・・あのお部屋?」チヨも泰文も息を呑んでいます。

剥き出しのままだった林檎箱には、常子たちの手によって綺麗にカバーが掛けられていました。

「これはどういう・・・?」部屋の奥に置かれた家具の使い道がイマイチ分からず、首をかしげるチヨ。

常子たちの施した工夫に、思わず見とれていた花山でしたが、チヨの言葉で我に返り説明を始めます。

「・・・ああ、変化できる家具です・・こうすれば、ソファーとして座ることも出来る」

そして、背もたれにしている箱を床に並べると、「こうすれば・・平にして布団を敷けばベッドにもなる」と、得意気。

ただ同然で売られている果物箱を利用したことで、かなり安く抑えられる・・「これなら、雑誌の読者も真似できる」花山の説明に、常子も頷きます。

チヨは、家具の実用性もさることながら、綺麗な紙を貼って飾り付けられていることに、「まあ・・素敵・・・」とご満悦。

そんなチヨを見守る泰文も、これまでにない穏やかな表情を見せています。

「驚いて頂けました?」花山にスッと近寄った常子が囁くと、「まあな」してやられた・・といった顔で、花山が答えました。

「しかし、君はよくこういう事に気が付くね」渋い表情を見せつつ、常子を褒める花山ですが・・・

常子にとっては、オリジナルのアイディアという訳ではありませんでした。

花山にそのことを説明しようとする常子に、感極まったチヨが感謝の言葉を送ります。

「少しの工夫で、こんなに気持ちが豊かになるんですね・・貧しくても、不自由でも、心掛け次第なのね」

その言葉に、三姉妹は思わず顔を見合わせ、クスクスと笑いだしてしまいました。

「・・・それは・・先生が教えて下さったことじゃないですか・・デパートの包装紙を、本のカバーにして」

”ささやかな心掛けが小さな幸せを生む”女学生時代のチヨの教えを、常子が振り返ります。

毎日の暮らしに追われ、昔の事をすっかり忘れていたことに、チヨは思わず苦笑い。

「あなたいかが?お気に召しまして?」チヨが改めて問いかけると、部屋の隅でじっと見守っていた泰文は笑顔で頷くのでした。

久々に見た夫の笑顔に、チヨは感慨を覚えたようです。

そんな二人の様子を見て、「このお部屋は・・先生からご主人への贈り物です」常子が語りかけました。

夫の体を気遣って椅子と机を要望し、さらに本好きだということで本棚も。

「先生の言葉が無ければ、このお部屋は完成しませんでした」常子の話を聞き、泰文は改めてチヨに感謝します。

「皆さんも・・手を尽くして下さり恩に着ます」そう言って、常子や花山に深々と頭を下げました。

「チヨ・・この棚・・荷物を片付け終ったら・・お茶にしようか?」泰文がちょっと照れ臭そうに誘うと、チヨが嬉しそうに頷くのでした。

その様子を微笑ましく見守る常子でしたが、一方の花山は難しい表情を見せていました。

”ささやかな心掛けが小さな幸せを生む”女学生時代にチヨからそう教えられ、その言葉が胸に刺さった常子が、今度はチヨに対してその言葉を実践する。

チヨにしてみれば教師冥利に尽きる、と言えるのではないでしょうか?

自身は毎日の暮らしに追われ、昔の事をすっかり忘れていたことを恥じているのかもしれませんが、人間だれしもどん底の中ではそんな余裕をなくすもの。

それをかつての教え子から、自分の教育がまさに実ったことを知らされ、豊かな気持ちを取り戻すことが出来たのでした。

当時の常子にとっては、昔から感じていたことに対し、ようやくピッタリはまる言葉を与えてくれた恩師です。

何気ない暮らしの中の一瞬一瞬を大事にしていた、父・竹蔵の言葉と重なるチヨの教えは、それからの常子の人生の大きな影響を与えてきました。

それだけに、こんな形で恩返しが出来たことに、常子や妹たちとしても感無量なのではないでしょうか?

一方で花山は、何故だが一人渋い表情を見せていましたが・・果たして何が不満なのでしょうか?

やはり常子たちに”一本取られた”と思って、不満が残ったのかもしれません。

どこかでまだ、常子たちを舐めている事の裏返しの様にも思えますが、別な面ではライバルとして見ているということもあるのでしょうか?

飽くなき向上心の表れ・・という解釈も出来るかもしれません。

とても頼りになるけど・・・

「では・・花山さん、お願いします」常子が促し、花山が模様替えを終えた部屋の中を写真に収めます。

一枚、また一枚と部屋の全景や椅子と机、泰文の本を収めた本棚、そしてベッドにもなるソファーなどを撮影していきました。

そして、花山の撮った写真が、”あなたの暮らし”第二号の特集記事に載せられました。

”果物箱で新しい暮らし”と題された記事には、仲良くお茶を飲むチヨと泰文の姿も。

模様替えの後、荷物の片付けを終えた夫妻は、かつてのようにお茶の時間を楽しんでいたのでした。

そして、あなたの暮らし出版では・・・

「皆さん・・ご苦労様でした」常子が皆に深々と頭を下げます。

全員の努力の甲斐あってチヨ夫妻も満足する模様替えとなり、早速明日から記事の執筆に・・と発破を掛けます。

すると・・「ごきげんよう、皆さん」花山が遅れて出勤してきました。

その姿を見て、全員が唖然。

「ん?ただのスカートだが?」何と花山はスカートをはいて現れたのです。

平然と答える花山でしたが、その場の空気は凍りついたまま。

「今日はお手柄だったね常子さん・・飾り紙で華やかに見せるとは盲点だったよ」

その場の空気など気にする様子もなく、突然話を切り換える花山。

「・・・時間に追われ、どこか雑になってたんだな・・ああいう女性らしい細やかな気遣いに救われた」

褒められた常子でしたが、依然として呆気にとられたままです。

「多くの女性に向けた雑誌を作っている以上、編集長は女性の感覚を理解していなければ話にならん!」

そこで女性が何を感じ、どう生きているのか学ぼうと、スカートをはいて来たというのです。

股がスカスカで不安定だ・・と感覚の違いに驚き、さも可笑しそうに笑っています。

結局これまで男の感覚でしか女性を見ていなかった・・反省の弁を口にする花山。

「しゃがむこと一つとっても、男と女の所作が違う・・それは、家の中にある物の配置にも影響が出るかもしれない」

男女の身長の違いでの影響もあるかも・・考えたことも無かった、と反省する事しきり。

目が点になったままの常子たちに、「今日一日、この姿で過ごしてみようと思う!」そう宣言すると、高笑いを残して自分の部屋に入って行きました。

―――とても頼りになるけど・・やっぱりちょっと変わった人だ、と改めて思う常子たちでした

”ちょっと”どころか相当な変人ぶりに、呆気にとられて言葉も出ない編集部の面々ですが、花山はそんな常子たちの反応もどこ吹く風。

「飾り紙で華やかに見せるとは盲点だったよ」と常子のお手柄を褒めた花山ですが、実は内心では相当悔しかったのかもしれません。

思い切って奇抜な行動に打って出た花山ですが、常子に負けたと思って悔しさのあまりおかしくなった・・訳でもなさそうです。

「編集長は女性の感覚を理解していなければ」という理由は、一応筋が通っているように見えます。

が、そこから”スカートをはく”という行動に出るのは、普通の人間には論理が飛躍し過ぎていて、理解不能です。

だからこそ天才編集長なのかもしれませんが、そんな花山を妻の三枝子はどう思っているのでしょうか?

スカートをはいて出勤しようとしている夫を見て、黙って送り出したのでしょうか?

普通だったらあり得ませんが、余程理解があるのか、それともどこかずれているのか、ああ見えて花山以上に吹っ飛んだ性格なのか・・・

さすがにそんなことはないと思いますが、花山を理解するためには、まず、三枝子を理解する必要があるのかもしれません。

とと姉ちゃん17週99話の感想まとめ

花山のアイディアと常子の”ささやかな”工夫のおかげで、模様替えは大成功したのですが・・女性の感覚を理解するため、スカートをはいて現れた花山に、一同は驚愕。

「女性らしい細やかな気遣いに救われた」と常子を褒めていた花山ですが、実は敗北感が大きいのかもしれません。

編集長としてはとても頼りになるものの、”ちょっと”どころか”かなり”変わり者の花山の姿を改めて目の当たりにし、一同はどんな気持ちだったのでしょうか?

水田や緑は、入る会社を間違えた・・と今更ながら後悔しているかもしれませんが、常子は上手く二人をフォローしていけるか、ちょっと心配になります。

花山のモデルとなった花森安治にもスカートのエピソードがありますが、花森はさらにおかっぱ頭を貫いたそうなので、とすると花山も・・・

以上、とと姉ちゃん17週99話のあらすじネタバレと感想でした!

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