とと姉ちゃん 2週7話のネタバレと感想

とと姉ちゃん 7話 あらすじ

NHK朝ドラ「とと姉ちゃん」2週7話のあらすじネタバレと感想です。

まずは1週6話の振り返りを少し。

竹蔵が亡くなり、火の消えたような小橋家の中にあって、一人気丈に振る舞う常子。

そんな常子に反発する鞠子はついに不満を爆発させますが、かかに抱きしめられ泣きじゃくる姉の姿を見て、その想いを察したようです。

それまで我慢していた悲しみを、涙と共に吐き出した常子は、吹っ切れたように「とと姉ちゃん」になることを宣言。

そして四年後、小橋家に大きな転機が訪れようとしていました。

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とと姉ちゃん 2週7話のあらすじネタバレ

ととの代わりに奮戦する常子

小橋家の戸主となり、日々奮戦する常子。

町内で行われた消火訓練でも、頑張ってバケツリレーに参加しますが、周囲からは奇異の視線も。

それでも常子は明るく振る舞います。

三姉妹は君子に負担を掛けないよう、全員で家事を分担。

君子は竹蔵の会社から遺族援助を受けつつ、検反の仕事で何とか家族を養うことが出来ています。

クラスで人気者の常子は担任に「消防自動車」などとあだ名をつけたり、女学生生活を満喫。

優等生の鞠子も、クラスで一目置かれる存在として充実した毎日ですが、ひとり美子だけはある悩みを抱えていたのでした。

当時の戸主・家長というのは家の統率者であり、婚姻に同意する権限や家族を家から排除する権利を持つ強力な存在。

封建的な社会の中で女性の戸主として家族を守ろうとする常子ですが、未だ十五歳の高等女学校四年生です。

明るく振る舞っていても、相当なプレッシャーがかかっていることでしょう。

優等生の鞠子は高等女学校の三年生、常子にとって頼りになる相談役、といったところでしょうか。

末の妹の美子は尋常小学校の四年生、家族の前では快活に振る舞っていますが、二人の姉に比べ幼い分ととの死を未だに引きずっているようです。

ライバル?玉置三兄弟

女学校からの帰り道、常子と鞠子が楽しくおしゃべりしながら歩いていると、難癖を吹っ掛けてくる者たちが。

玉置三兄弟。

小橋三姉妹と奇しくも同い年というこの三兄弟は、やたらと常子たちに突っかかってきます。

もっとも、そんな悪ガキたちに負けるような常子ではありません。

また、いつものことと適当にあしらい、三兄弟に背を向けて歩き出した常子たちに気になる言葉が浴びせられます。

「美子に言っとけよな、いっつも暗い顔してるなら学校来るなって!」

朝ドラ受けでも触れられていましたが、玉置三兄弟のあの突っかかり方、いかにも好きな女子にイジワルしてやろうという幼稚な男子そのものでしたね。

常子たちは気にも留めていないので、完全に空回っています。

それにしても、三兄弟の次男・玉置正雄役の加藤諒さん、やはりインパクトが違いますね。

激太眉毛にオネエ疑惑、キレッキレのダンスとこれほどキャラの立った俳優さんは他に見当たりません。

悪目立ちしてドラマを壊さなければいいんですが。

カウンターパートになるのは鞠子役の相良樹さんだと思いますが、果たして加藤さんをどう捌いてくれるんでしょうか。

美子の抱える悩みとは?

常子と鞠子が家に帰ると、ちょうど玄関で美子と鉢合わせします。

夕飯の手伝いをするはずなのにどうして?といぶかる常子に対して、答えに詰まる美子。

丁度そこへ美子の担任の先生が訪ねてきます。

戸主として先生の話を聞いた常子は、美子が学校で一人で寂しくしていることを知ったのでした。

「みんなお家の話をするとき、かかの話やととの話をする」常子の問いかけにぽつりぽつりと話す美子。

とととの思い出が少ない美子は、「話せば思い出が無くなっちゃう」ことが辛く、「何も話せないから一人になっちゃった」と苦しい胸の内を明かします。

「思い出はこれからたくさん作れるから」そう言って励ます常子。

さらに「今は頑張って、お友達作ろう?」と諭す常子に対し、「でも、どうやって?」美子はどうすればいいのか分かりません。

「どうしたもんじゃろのう」悩む常子でしたが、横から君子が美子に優しく話しかけます。

工場で働き始めたころ、ずっと暗い顔をしていたこと。

「だけど、このままじゃいけないって思って、無理にでも明るい顔でいるようにしたのよ」そう言って美子にも、明るい顔を作って皆と打ち解けるよう諭します。

それでも美子は「楽しくないのに笑えない」と困惑気味。

すると、「妖怪おはじき婆!」肩をたたかれ振り向いた美子の目に飛び込んできたのは、目蓋の間におはじきを挟んみ変顔で迫る常子。

「なにそれ・・・」若干引き気味の美子と鞠子。

「これ思い出したら笑えるでしょ?」美子が笑えるようネタを考える常子、「妖怪おはじき婆!」と尚も畳み掛けます。

突拍子もない常子の行動に思わず吹き出す美子、やや呆れ顔の鞠子、対してノリノリで自分もおはじき婆をやろうとする君子。

「竹蔵さん、今日も無事終わりました」その夜、娘たちが寝静まった後仏前に報告する君子でした。

「話せば減ってくばかりで、(とととの思い出が)無くなっちゃう」それまで抱えていた悩みを打ち明ける美子に、無力さを痛感する常子。

とと姉ちゃんの最初の試練という場面でしたが、かかのアシストと合わせ技で一本!といった感じでしょうか。

しかし、「妖怪おはじき婆」は結果的に裏目に出ることに。

翌日の小学校で美子が常子の変顔を思い出して思わずにやけたところを、隣の席の玉置・三男に見咎められてしまいます。

その頃、カバンの中に美子のお弁当が入っている事に気付いた常子。

尋常小学校まで走って届けに向かいますが、果たして美子のピンチに間に合うのでしょうか。

それとも、余計に引っ掻き回してしまうことになるのでしょうか。

2週7話の感想まとめ

竹蔵が作った三つの家訓に対し、常子が決めた三つの目標。

一、家族を守る

一、鞠子、美子を嫁に出す

一、家を建てる

第一の目標である「家族を守る」が早くも試されることに。

玉置三兄弟は果たしてイジワルを続けるのか?それとも素直になれるのか?

どちらに転んでも一悶着ありそうです。

以上、とと姉ちゃん2週7話のあらすじネタバレと感想でした!

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