とと姉ちゃん 1週2話のネタバレと感想

とと姉ちゃん 2話 あらすじ

NHK朝ドラ「とと姉ちゃん」1週2話のあらすじネタバレと感想です。

まずは1週1話の振り返りを少し。

今まで一度も破られたことの無かった小橋家の家訓、「月に一度、家族皆でお出掛けすること」ですが、前回ラストシーンで帰宅した父・竹蔵から「明日のお出掛け、行けなくなってしまいました」と告げられます。

直前まではしゃぎまわっていた鞠子と美子、そして常子も信じられない様子でやや茫然。

竹蔵の勤める遠州浜松染工の取引先、西洋紡の大迫専務の引っ越しの手伝いに駆り出されることになったのです。

三姉妹は果たして、どうするのでしょうか?

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とと姉ちゃん 1週2話のあらすじネタバレ

約束を破ったととに娘たちは・・・

「やだやだ、とととお出掛け行きたい」末娘の美子は駄々をこねます。

社長命令で取引先の大迫専務の引っ越しの手伝いのため、三姉妹が楽しみにしていた紅葉狩りは中止に。

翌日、専務宅で社長以下竹蔵たちが忙しく荷物を運ぶ傍らを、近所の子供たちが走り過ぎます。

「はやく、はやく」と父親をせかしながら走り去っていく子供たちをじっと見つめる竹蔵。

何とも切なそうな表情を見せていた西島秀俊さん演じる竹蔵でしたが、常子たち三姉妹に対する罪悪感の表れでしょうか。

そして数日後、竹蔵は大迫専務を自宅でもてなすことに。

常子が料理を運んでかかの手伝いに忙しく立ち回る中、部屋の窓から大迫専務を恨めしそうに眺める鞠子と美子。

「あいつのせいでおでかけが・・・」幼い美子は納得出来ず、常子に愚痴をこぼします。

酒が進んで上機嫌の大迫専務、手伝いのお礼に「ピカッツァ」の絵をくれてやろう、という流れに。

遠慮して断る竹蔵でしたが、酒の入った大迫専務は「わしがやるというのを断るのか!」と激昂、結局貰うことに。

酔っ払いの醜態に加え、ぺこぺこしている父親を見た常子は「なんだか悲しい気持ちになりました」とかかに訴えます。

鞠子はさらに辛辣に「お酒飲んで遊んでるだけじゃないですか」と思わず声を荒げてしまい、「いい加減になさい!」とかかに怒られてしまいます。

あさイチの朝ドラ受けでも昨日、今日とふれられていましたが、大迫専務役のラサール石井さんのクズっぷりがなかなかですね。

楽しみにしていたお出掛けがダメになり、悲しむ常子たちの神経を逆なでするかのような言動が「事件」の伏線なのでしょうか。

前作、『あさが来た』でも没落して酒に溺れ、揚句の果てに逆恨みであさを刺した萬谷与左衛門というクズを演じていたラサールさん。

こういう役どころが続くのって役者さん的にはどうなのでしょうか。

特定のイメージが付くことを嫌う方もいるようですが、ラサールさんのクズ役が評価されている証拠でもあると思います。

実際、三姉妹の哀しみを際立たせてくれていましたね。

そして事件が

その翌日、「変な絵・・・」とジッと「ピカッツァ」の絵を見上げている未だ機嫌の直らない美子。

「なんてことするの!」帰宅した鞠子が見たのは、墨で絵に落書きしている美子でした。

「だって、私の方がうまいもん」全く悪びれる様子のない美子に対し、鞠子は風呂場に絵を運び、何とか墨を洗い落とせないか四苦八苦。

絵の価値などこれっぽっちも分からない美子にとって、大嫌いな酔っ払いの持ち込んだ絵など落書きのキャンバスに過ぎません。

楽しみにしていた紅葉狩りが取り止めになったのも、あの酔っ払いのせいだという抗議の落書きでしたが、さすがに年長の鞠子や常子は慌てて事態を取り繕おうとします。

「何とかならないかな、常姉ちゃん」落書きを拭いて消そうとしたら、余計ぐちゃぐちゃになり半べそをかいている鞠子。

家に戻って美子の引き起こした「事件」を知り、呆然とする常子。

さすがに子供の手に負える事態ではなく、どうするんだろうという感じですが、それにしても三女・美子の行動は面白いですね。

絵の汚れを落とすのに忙しい鞠子から「よっちゃん、ちょっと黙ってて」と言われて「はい」と返事して手で口を押えるシーンがありましたが、可愛らしい演技でしたね。

無責任でやりたい放題の末っ子、でも自分のイタズラを姉が必死に何とかしようとしてくれているのを見て、ちょっと反省。

きっと仲の良い姉妹なんだろうな、というのが垣間見えるシーンだったと思います。

その頃、竹蔵の元には大迫専務から電話が。

酔いが醒めた大迫専務はピカッツァの絵を返してほしいと、困った様子です。

ついに発覚!その時ととは?

小橋家では三姉妹がかかの手伝いで芋きんとん作りの真っ最中。

「あなたたち、機嫌直ったの?」素直に手伝う娘たちの態度をややいぶかる君子でしたが、ふと見ると、娘たちの手が絵の具で汚れていることに気付きます。

と、その時「お芋がごちそうとは、貧しいねぇ」風来坊の叔父・鉄郎が小橋家にやってきました。

「こいつの養殖で当てようとおもってねぇ」鉄郎が持ってきた行李の中には、いっぱいのウナギが。

満面の笑みを浮かべ「今度は絶対もうかる気がする」と自信満々の鉄郎を冷ややかに見る常子たち。

長身の向井理さん演じる風来坊・鉄郎。

独活の大木、などと言うとファンの方には怒られるかもしれませんが、お気楽な雰囲気はまさにそんな感じでしたね。

果たしてこれから常子たちを助けてくれるのか、それとも足を引っ張るのか、いろいろな事件を巻き起こしてくれそうな予感がします。

そんな鉄郎に対し、「素人が簡単に出来ることじゃないでしょ」「それよりちゃんと定職について・・・」とお説教を聞かせる君子ですが、どこ吹く風の鉄郎。

仕方ないな、といった様子の君子でしたが、鉄郎がかつて「絵で一山当てる」と勉強していたことを思い出します。

鉄郎に絵を見てもらおうとしてようやく、無くなっていることに気付く君子。

「あなたたち。さっきからずっと怪しいわよ」とぼける三姉妹でしたが、君子の追及についに観念。

「何ですそれは!」帰宅して変わり果てた絵を見て愕然とする竹蔵。

三姉妹を問い詰めますが、常子も鞠子も「私のせいです」と罪を被ろうとなかなか本当のことを言いません。

ですが最後に美子が名乗り出て、竹蔵はようやく真相を知ります。

「だって、とといじめる悪い人がくれた絵だから、そんな人の絵要らないもん」美子の言葉にハッとさせられる竹蔵。

無名の画家の絵だろうと高をくくっていた鉄郎でしたが、「ヒカリではなく、ピカッツァです」と竹蔵に聞かされ、度胆を抜かれます。

あまりのことにビビる鉄郎から「千円は下らないぞ」と言われ、不安にかられる常子たち。

が、果たして本当でしょうか。

「間違いない」と絵のサインを見て呟いた鉄郎でしたが、向井理さん演じる哲郎は胡散臭さでいっぱい。

大迫専務にしてもいかにも成り上がり者といった感じがしますし、偽物なのでは?と思って観ていたのですが、どうなるのでしょうか。

ただ、竹蔵は真剣です。

「安心してください。ととが責任を取りますから」竹蔵は娘たちのために覚悟を決めるのでした。

1週2話の感想まとめ

今回のラストで三姉妹がそれぞれ庇い合うシーンが印象に残りました。

常子「私のせいです。私が剥げてしまった絵の具を誤魔化そうと、新たな絵の具を塗ったからこうなったんです」

鞠子「私のせいです。私が墨を拭きとろうとして」

美子「私が塗ったからです」

何故こうなった?と問う竹蔵に対して、決して妹を裏切ろうとしない二人の姉たち。

この時代のきちんと躾の行き届いた姉妹の姿というのは、竹蔵でなくとも心打たれるものがありますね。

竹蔵の亡き後、この三姉妹が力を合わせて困難に立ち向かっていく、そして鉄郎が陰ながら支える?そんな物語を今後楽しみにしたいと思います。

以上、とと姉ちゃん1週2話のあらすじネタバレと感想でした!

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